更年期障害は女性ホルモンが減少することが原因で起こります。元々自分の体内で活発に生産されていた女性ホルモンが生産されなくなってきたのであれば外部から補充する、そんな治療法がHRTという治療法なのです。
これは日本と欧米の病気に対する考え方の違いもあると思いますが、更年期障害を明確に病気の元として捉えるか、我慢すべきものと捉えるかという価値観の違いが関係していると思われます。更年期障害が単なる不快感を伴うだけのものであれば、痛みを我慢することが美徳である日本人なら治療の対象として考えるのがもっと遅れていた可能性もあります。
ですが更年期障害の本当のリスクである骨粗しょう症や高脂血症が注目されるにしたがって、閉経後の健康に対して脅威であるという考え方が広がり、現在のように積極的な治療が行われるようになったのです。骨粗しょう症や高脂血症が発症してから寝たきりや病院通いでこの30年を過ごすのか、健康的に活き活きと過ごすのか。
この大きな違いを決するのは更年期障害の早期治療という事になります。実際にHRT治療を行った人のデータを見ても、のぼせや過度の発汗などを伴う更年期症状は明確に改善されているのです。人によって効果や、その効果が表れる時期については差があるものの、おおむね12ヶ月以内に改善を実感できるそうです。
更年期障害と女性ホルモン
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